p.55 エスケープ文字
・エスケープシーケンスともいい、制御情報や特殊な意味のある文字を「\文字」で表す仕組み ・改行のなどの制御情報を文字「\n」で表したり、実行させることが可能 ・また、文字列中にダブルクォーテーションを入れたい場合は「\"」で、シングルコーテーションを文字として扱うには「\'」、 円マークを文字として扱うには「\\」とすることができる ※「¥」と「\」は同じ文字で、表示環境により、どちらかで表示される
アレンジ演習:p.56 escape01.cs
・2回目の「よい天気です」を「よい"天気"です」と表示するようにしよう
作成例
//アレンジ演習:p.56 escape01.cs
using System;
class escape01
{
public static void Main()
{
char n = '\n'; //改行コードのエスケープ文字で文字型変数nを初期化
string str1 = "今日は"; //文字列①
string str2 = "よい天気です"; //文字列②
Console.WriteLine(str1 + n + str2); //文字列①と文字型変数nと文字列②を連結して表示(nで改行)
string str3 = "今日は\nよい\"天気\"です"; //【変更】文字列リテラルの中に「\n」「\"」を入れる
Console.WriteLine(str3); //表示すると途中で改行する
}
}
p.57 3.8 論理型
・2値しかない値型で、真偽値を表す。真をtrue、偽をfalseと表すが「良い・悪い」ではなく「あてはまる・あてはまらない」の意味 ・Cでは、falseを0で、trueを非0で示し、C++もこの表現が可能だが、C#では禁止。 ・論理型はbool型であり、bool型の変数にはtrueまたはfalseのみを格納できる。 ・例: bool flag = true; ・Console.Write/WriteLineでbool型変数を表示すると、自動的にTrue/Falseで表示される ・変数の型情報を得る汎用的なメソッドがGetType()で(詳細は後述)、bool型変数に用いると.NET表記で"System.Boolean"が得られる ・オブジェクトの文字列表記を得る汎用的なメソッドがToString()で(詳細は後述)、bool型変数に用いると、 文字列"True"または"False"が得られる
アレンジ演習:p.57 bool01.cs
・bool型の変数どうしの四則演算や、単項-演算子による符号反転ができるかどうか確認しよう ・また、bool型の変数と実数型の変数との代入ができるかどうか確認しよう ⇒どちらも不可
作成例
//p.57 bool01.cs
using System;
class bool01
{
public static void Main()
{
bool a = true; //論理型の変数を真偽値で初期化
bool b = false; //同上
Console.WriteLine("a = {0}, b = {1}", a, b); //"True","False"で表示
Console.WriteLine("aは{0}", a.GetType()); //System.Boolean
Console.WriteLine("aは文字列にすると「{0}」", a.ToString()); //"True"で表示
Console.WriteLine("bは文字列にすると「{0}」", b.ToString()); //"False"で表示
// bool c = a + b, d = a - b, e = a * b, f = a / b; //bool型の変数どうしの四則演算は文法エラーになる
// double w = a; //実数型の変数への代入は文法エラーになる
// double w = 3.14; a = w; //実数型の変数からの代入も文法エラーになる
}
}
p.58 3.9 リテラル
・リテラル:プログラムの中にデータを記述したもので、定数ともいう。 ・整数リテラル、実数リテラル、文字列リテラル、文字リテラル、論理リテラルがある ・整数リテラル:123、-456、0xABなど。int型扱いになる ・実数リテラル:3.14、.5、0.12E-5など。double型扱いになる ・文字列リテラル:"あ","あいう",""など。string型扱いになる ・文字リテラル:'A','あ'など。char型扱いになる ・論理リテラル:true、falseのみ。bool型扱いになる
p.58(サフィックス:接尾語)
・整数リテラルと実数リテラルはサフィックスをつけることで、扱われる型を変更できる ・整数型サフィックスは「L」でlong型、「U」でuint型、「UL」でulong型で扱える ※ 小文字でも良いが「L」を「l」で示すことは推奨されない ・例: ulong work = 4900000000UL; //49億をulong型で扱う(このULは略しても文法エラーにはならない) ・実数型サフィックスは「F」でfloat型、「M」でdeciml型で扱える ※ 小文字でも良い。また「d」でdouble型にできるが、指定不要 ・例: float work = 3.141592F; //円周率をfloat型で扱う(このFは略すと文法エラー)
提出:ミニ演習 mini059.cs
・上記のサフィックスの2つの例を試すプログラムを作ろう ・略すと文法エラーになる場合はメッセージを確認してからコメントアウトすると良い